思いつくことをランダムに。
もしかしたらつじつまが合わないかもだけど(笑)
甲斐さんが『愛のろくでなしツアー』についてキーボードレスと発言したのを見て、真っ先に想像したのはKAI FIVE。(と、初期の甲斐バンド)
かなり緊迫感のあるライブになるんだろうなぁと思った。
その通り、甲斐さんはかなりドキドキしてステージに立っていたように見えた。それが全てプラスに評価され、それは甲斐さんの思っていたところだろうし。
KAI FIVE。
ヤッチがカッコイイとかアルバム『嵐の明日』がいいとか書いたこともあったけど、やっぱりアルバム『幻惑されて』が甲斐さんの"こんなことしてみたい"という思いの一番の現われだろうし、KAI FIVEのカッコよさやすごさが詰まっていると思う。
細かいところはわかんないけど(打ち込みもあるかもしれないけど)、どの曲もほとんどギター・ベース・ドラムだけですよね?
甲斐さんの攻撃的というか、なまめかしい歌詞とギターとドラムがガンガン鳴ってて。
確かにうるさいけど・・・イヤじゃない。
なんで?
・・・楽器編成がシンプルだから、かなと思う。
3人の緊迫感が形となって見えてくるほどのシンプルさが、KAI FIVEの主張だったのか、と今は思う。
じゃあ『LOVE JACK』ですけど。
なまめかしさを残しつつ『四月の雪』みたいな雰囲気の曲も出てくるし、キーボードもかなり入ってきてる。
(キーボードの人(プロデューサー)は・・・『太陽は死んじゃいない』でも出てた?)
(因みに渡辺等さんも『シー・スルー』でチェロを弾いてるんだけどどこかわからない^^;・・・歌の前半に入ってるヤツかな?)
(ドラムのことは全くわからないので触れずに・・・><)
ヤッチのギターも(まぁ、コレもわかんないんだけど)いろんな音を聴かせてくれるというか、"うるさい"的なものだけじゃなく、エレキギターの面白さとか、甲斐さんの詞を意識したような音とか、そう変わっていってるような気がする。
『ブラック・サンド・ビーチ』では安田裕美氏と共演してるけど、そのアコースティックギターに応えるような少し甘い音。
どの曲でもいつもヤッチのギターを意識して聴いている自分がいる。
そんで『嵐の明日』ですけど。
本当に素晴らしいアルバムだなぁと思うけど、甲斐さんが言う『やりきった』という言葉は本当だろうかと思うほど、次への期待を膨らませるアルバムですけど。
泣いてしまう。
突き動かされる。
甲斐さんの歌詞がもちろんだけど、それに呼応するヤッチのギター。
『落下する月』はサビんとこから始まるあのギター聴くとキュンときちゃう。
月から連想する距離感とか切なさとか、胸に迫ってくるのです。
『涙のアドレス』も『切ない痙攣』も、ギターが、もう、言葉そのもの。
『影』の、あの甘いギターもやっぱり好き。
だからなぜこれが最後のアルバムになってしまったのか、不思議でしょうがない。
甲斐さんの、言いたいひと言の周りをエッチな感じで埋めていくのには、限界があった。。。という単純なことではないでしょうけど。
もし続いていたら。
"キーワードはロックン・・・"って言っていたかもしれないですよね。
もう少しヤッチのことを絡めながら^^;
ギターのことは上にも書いたけど、本当にカッコイイ。
技術的にどうかは知らないですけどね。
ライブで聴いたら(イヤ、聴く余裕はないので、"見たら"ですね)もっとカッコイイだろうなぁ。
声も素敵だし。
デビュー曲とKAI FIVEでの曲しか知らないけど、いいじゃないですか~♪
そんで思ったのだけど、甲斐さんの曲って重さがあるというか・・・ヤッチのような弾むところというのか、軽やかなところというか、そういうのってあんまりないなぁと、そう思ったりしてます。
『レディ・イヴ』みたいな曲は、珍しいような感じがある、ということです。
『ブラック・サンド・ビーチ』も、曲調はテンポの割りに明るくないし詞は内省的というのかそんな雰囲気だけど、安田裕美氏の弾むギターとヤッチの甘いギターがあるから、重すぎず初秋(かな?)の寂しさみたいな、そういう仕上がりになったように思う。
だからね、KAI FIVEはいいバランスが取れていたんじゃないかと。
甲斐さんの詞・曲にヤッチと今川さんの血が轟々と駆け巡るような演奏と、それが良かったんじゃないかと。
3枚のアルバム、どれをとっても言えることだと思う。
それと、甲斐さんはヤッチや今川さんを、すごく信頼していたんじゃないかなぁ。
不仲説があったのはきいたことがあるけど、まあ、決定的な何かがあるまでは3人は信頼し合っていたんだと思う。
甲斐さんができないことや弱いところを今川さんは体現できる人だったのだろう。
ヤッチにも。ちょっと面白いバックコーラスを任せていることも(←かなり個人的に思ってること^^;)。
そうでなければ『嵐の明日』はできなかったかもしれないし、できていても、違う評価だったかもしれないしね。
うん、そうでなければあのギターは無いはず。
KAI FIVEの頃は音楽雑誌は買ってなかったし、ファンクラブも入ってなかったような気がするので、解説というか、甲斐さんの言葉はもちろんヤッチや今川さんの言葉を読んだ記憶がない。
もったいないことしたなぁ。
この3枚のアルバムをひたすら聴くしかない。
う~ん、残念。。。
求む!KAI FIVEの解説者(笑)
近いうち、必ずヤッチのライブに行きたい。
・・・で、コレで締めていいのか!?
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