危なかった。
18日の午後、なぜバイトを休みにしたかふと忘れた瞬間があったのは前に書いたけど、ちゃんと思い出した。
服も持ち物もチェックし、いつもはつけない車のエアコンもつけ気合十分で出かける。
が、新幹線の駅に着き時刻表を見たら予定していた時刻の新幹線が見当たらない。。。
7/9にダイヤ改正があった模様。間に合ったからよかったけど。
ま、着いたら着いたで、Zeppが東口ということしかチェックしてなくて(まさかあんなに小さな建物とは知らなかったので)慌てて若いお母さんにきいてみた。大正解。
んなことしないで、ちゃんと準備はしましょう(反省)
以下、思いっきりネタバレでf^^;
いろんな用を済ませ席に着くと、客入れの音楽が『LA BAMBA』、そしてこの前のセイヤングでかかった『悲しき願い』がかかる。
ラテン系が好きな私は。。。慌しかったそれまでの時間を全て忘れ、完璧にライブモード。
靴も、いつもより早く脱いじゃった。
一郎さんを先頭に入場。
あぁ、渡辺等さんと佐藤強一さんを、生で見られる日が来た!
『エキセントリック・アべニュー』
うっかり見てしまったセットリストに見つけたこのタイトル。
慌てて何回も聴きなおしてみた。
思えば、初期の甲斐さんのライブは少なくても2回は行ったはず。
日清パワーステーションも行ったし。
いや、上京してすぐで、私設ファンクラブの人とも知り合いになったりしたから、もう少しは。
でも行けば行くほど甲斐さんの洗練された音についていけない自分がいて、ノリ切れなかった。
ずいぶん背伸びしたつもりだったけど、甲斐さんも曲も好きなのにノリ切れなくて。
でも今は、思いっきりノレル。
『HERO』のようなキマリの振りも好きだけど、基本、感じ取るままに揺れればいいんだと思うようになってからはすごくノレル。
佐藤強一さんの力強い音が、とにかく合う。
甲斐さんがいくつかの曲で強一さんに視線を送っていたけど、強一さんとライブをやれることに喜びを感じているんだろうなぁ、という背中だったように思う。
『黒い夏』
これを演奏するのは知っていたけど、間奏の♪ブラ~ック サマ~のコーラスはどうするんだろ。というか、ダニーボーイもやるけど、そういうコーラスは松藤さんがいないのに誰がやるんだろと思ってた。
♪ブラ~ックは甲斐さんがしていて、『ダニーボーイに耳をふさいで』は渡辺等さんと一郎さんがしてた。
イメージが壊れない程度で、とりあえずよかった。
。。。じゃないよ。
映画『照和』でも思ったけど、『黒い夏』を作ってくれて、甲斐さんありがと♪
『安奈』
東京辺りに避難してきている方がラジオにリクエストしてたとMC。
甲斐さん、うれしかっただろうなぁ。
『週刊文春』に『自分の生きることを決めた場所』っていう様な事言ってましたよね、甲斐さん。
それをこうして求められているんだもの。
『よい国のニュース』
等さんのウクレレで、素敵に歌ってくれた。
『世界で一番甘いメロディ』の時、オーガニックな曲を作りたいみたいな、そんなことを言っていたと思うけど、これも、甲斐さんを突き動かしたことを率直に歌っていて、とってもいいなぁ。
別アレンジも生で聴いてみたいし。
『三つ数えろ』
PLEASURE PLEASUREのリベンジだ!
すんごい気持ちよかった~!!
『翼あるもの』
一番端の席だったので始めは嘆いていたけど、この曲では最高のアングルでした。
甲斐さんの後ろからライトが当たり(金色の)、甲斐さんのギターソロが益々冴えて聴こえてくる。
あのギターが好き。
立ち方もすごくカッコイイ。
けど、甲斐さん。
ラジオではギターをすごく練習してるって言ってたけど、アコギ1本というのはこの1曲だけでしたね。
もっとあるのかなーと期待してたんだけど。
他にも弾いてはいたけど、ライブでアコギの音を拾うほどいい耳は持っていないしな~。
また聴きたい。
本当に甲斐さんのギターが好き。
低音が残りながら掻き鳴らす、あのギター。
この曲の時かなり手元を見ていたんだけど・・・ギターが弾ける人に、一度解説していただきたいなぁ。
『HERO(ヒーローになる時、それは今)』
BSで流れたのを何回か見て予習したけど、ほんとにかっこいいですね!
これも強一さんがカッコイイ。強いのに重くないドラムが、キレがいいというか、カッコイイ。
『光あるうちに行け2011』
大好きなこの曲を今甲斐さんと一緒に歌える、と思うと泣けてきた。
うれしくてしょうがなかったこの時間、この曲で締めくくれて、本当に心から感謝。
手を抜かないで最後までやるっていう言葉通り、甲斐さんの言葉がはっきりと伝わってきて、本当に素敵なライブだった。
客席からも何回も"ありがとう"って声があって、甲斐さん達も私達も、曲を通して時間を共有していることを(過去も今もきっと未来も)心に刻んだんじゃないだろうか。
最大の目的は渡辺等さんと佐藤強一さんの生の音を聴くこと。
等さんのベースの音をしっかりと聴き取るような耳がないので、どう表現したらいいのかわからないけど、身体をグッと揺らしてくれる音で、弾く仕草がまたカッコよく、満足^^
強一さんには文句なし!キレがあってガチャガチャしてなくてしなやかで。
強一さんの公式にはどっかで"俺達のアイドル"って紹介されたみたいだけど、仙台では"寝室に写真を1枚は貼っておきたい"って紹介されてた。
甲斐さん、どんだけ好きなの!?
強一さんのドラムで聴きたい曲、いろいろ出てきそう^^
あ、甲斐さんのこともちゃんと見てました。
ひっさびさに全体の7割くらいは甲斐さんを見てた。
表情もよく見え、真剣で穏やかで、客席をよ~く見てるなぁって雰囲気があった。
言葉もはっきりしていて(間違ったところ以外は^^)気持ち良かった。
なぜかライブ前の数日は落ち込むというか、ツマンナイコトがよくあって沈んじゃうことがあるんだけど、この日、思う存分にはじけることができて、すんごく楽しかった。
ロックン・ロールでは跳んで拳をあげ、ロッカ・バラードでは自分の身体から昇ってくる蒸気に熱を感じた。
仙台の街で甲斐さんに再会できたことが、うれしい夜。