2011年4月5日火曜日

非日常だけど、日常

3/13、地震後3日目。
畑のバイトに行った。
ここの収穫物は生協に出荷している。こういう時、生協は営業する。組合だからね。こういう時こそ営業する。
とは言っても野菜は必ず水が必要なので、こんな時はあまり需要が無い・・・けど、放っておけばただ伸び放題だし腐っていっても困るので、収穫するしかない。
畑に行ってみると所々ひびが入っていた。こわ~い( ̄ロ ̄lll)
昼休みなんかにオーナーと色々情報交換。奥さんが生協に買い物に行くと、店先のテントでの営業で入場制限ありだったけど、まぁなんとか買い物をしてきたらしく・・・しかし値段は100円、200円といったキリのいい数字で、498円の値札がついていたイチゴを500円で買ってきたと言っていた。奥さん曰く「前の人が買ってたから、なんとなく買ってしまった」だそうです。
停電中なので暖房もライトもダメなので、15時で仕事終了。
オーナーは隣町の人なので、この畑まで車で通勤しているんだけど、ガソリンのことやお孫さんを預かったりと色々出てきそうなので、これから数日の仕事を指示され、解散。

帰り道隣の地区のお母さんとすれ違った。
下のお子さんが喘息もちなんだけど、地震後調子が悪くなって薬の吸入をしたくても停電で出来ないと困っていた。公民館が自家発電をしているので、電気をもらいに来たとのこと。
そっか~、やっぱりこういうことになるんだね。ラジオでも透析してしている方が困っている話をしていたもんね。
ボケボケな私だから何にも備えをしていないけど、元気だからいつもとそんな変わりなく過ごせているだけで。ちょっとでも身体に不安があったら、不安だよね・・・。
停電も、さすがにここまで続くと"これはただ事ではない"と不安が募るし、津波や原発の被害を受けている方は尚更と思う。

それでも、この日は大工さんの発電機を使って家の井戸の水もくみ上げてもらい、20ℓか30ℓ位の大きな樽2つ分をストック。
お風呂に残っていた水を再度鍋で沸かして身体を拭いたりしたが、本当に我が家は色々なお蔭様で、非日常ではあるけれど、日常に近い形を取れていた。
だからというわけじゃないけど、子ども達がイマイチ真剣みが無く、相変わらずな騒ぎよう。がっかりだぜ・・・

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