9~11日の3連休、〆は公民館と学童主催のバス遠足でした。
『石と賢治のミュージアム』→『一関博物館』→『あいぽーと』という順路。
子ども達は大型バスに友達と乗れるからいいかなぁと勝手に申し込み、密かに『石と~』と『一関博物館』を楽しみにして行きました。
さて『石と賢治のミュージアム』。
前から気になっていた所なんだけど、遠いかなぁと思っていて・・・そうでもなかった。隣の隣町くらいでした。
しかもなんで宮沢賢治と石なの?便乗???と思っていたら・・・そうでもなかった。関係大有り^^;;
宮沢賢治が亡くなる直前の仕事は石灰岩の砕石工場で作られた石灰肥料の研究・セールスマンだったんだって。へぇ~~。
その跡地(?)にミュージアムが作られ、賢治が好きだった鉱物の展示や石灰にまつわる展示などなどでした。
石灰は畑の肥料のほか脱湿剤、あったまる駅弁などに使われているそうです\(◎о◎)/
次は『一関博物館』で昼食と見学。
あ、関係ないですけど、今回の遠足の定員は35名だったのに引率含め18人だったか、それくらいしかならなかった。
担当の人は「声かけたんだけど"参加費無料なのはいいけど、お弁当作んなきゃいけないんでしょう?"って言われた」なんて寂しいことを言っていました(>。<)
で、昼食後見学です。
地元の博物館だけに、私の住む地域から出た歴史的人物の展示もいくつかありました。
一番の掘り出しは『算額』というもの。
神社の賽銭箱の前に立って上を見上げるとその左右に大きな額が飾ってあって、それのことだそうです。
色々な願いや感謝の意味で奉納するようですが、内容はというと江戸時代の数学"和算"の問題と答えだそうです。
私の住む地域から当時全国でも有数の和算家がいて、その弟子も地元にたくさんいた関係でこの地域にはたくさんの"算額"が残っているそうです。
因みにその和算家は『千葉胤秀』といいます。
それと日本刀についてもなんか、独特の展示をしていると言ってました。
個人的には企画展の新潟県の豪農の家に描かれた板絵とか、そういうのを見たかったんだけど(この人も一関出身とか言ってた)、何せウチの子どもだけでなくみ~んなうるさかったもんだから、なんとなく見張り番になってしまい、全く見れなかった。
帽子も忘れちゃったし、もう1回行こ( ̄□ ̄;)
最後は『あいぽーと』。
北上川の水害や防災について知る施設です。
カスリン台風やアイオン台風の被害についてのビデオを見て、大人と子どもに分かれて見学。
子どもは魚&ゴミ釣りゲームなんかで遊びながら川のことを知り、私たちは航空写真を見ながら堤防や地形の特徴を解説してもらいました。
大きな遊水地を造るのに堤防を張り巡らしたんだけど、議員が私欲に目がくらみ大儲けしたとか。失職もしたみたいだけど。
隣町には日本でも有数の扇状地があるとか。これはこの辺りが海だったことの証拠だという。
北上川を挟んで奥羽山脈は火山のために隆起し、北上山地は海だったものがプレートが動き隆起したもの。北上川はその窪みにできたどぶ川ですっていう解説とか^^;
そんなこんなで、ほぼ私のためのバス遠足は終了♪
日ごろ行きたいと思ってたとこをただで見せていただいて、恐縮です^^;;
詳しくは
『石と賢治のミュージアム』
http://www.city.ichinoseki.iwate.jp/index.cfm/6,4227,112,93,html
『一関博物館』
http://www.museum.city.ichinoseki.iwate.jp/icm/
『あいぽーと』
http://www.thr.mlit.go.jp/iwate/iport/
後列右から4番目が、多分宮沢賢治。すいません、こんな写真で^^;;
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