2010年10月23日土曜日

観劇♪

お~っきなのではなく小さな劇。
『子ども劇場』に入っているのでその例会で昨日『劇団風の子東北』の『イソップ・ドン』を見てきました。
子ども劇場というのは平たく言うと積み立てしながら親子で劇を見る自主活動の団体。『親子劇場』というのも聞いたことがあるかもしれないけど、それとほぼ同じです。

ざる・かご・布・しゃもじ・・・などなどを使ってライオンになったりウサギになったりしながらイソップ童話を見せてくれました。
まずは"ウサギとカメ"。
ざるを背負いほっかむり(わかるかな?手ぬぐいを"村人"みたいにかぶるの)したカメ、頭にターバンみたいなのを巻いてしゃもじ2本を差し込んでウサギ。
カメがウサギを追い越すとこなんか「早送り~」なんてげらげら笑っちゃう。

次は"ライオンとイノシシ"。
のどがからからなライオンとイノシシが泉を見つけてけんかが始まるんだけど、それをハゲタカが見ていると気づき、仲直りして水を分け合うという話。
ハンカチ(会津織の布)を三角に折り5枚輪につなげるとたてがみのよう。
水の飲み方が上手い!ってへんだけど上手い。本当に獣みたい。

それから扇子を使って、"鳥の王様えらび"。

あと"粉屋の親父と息子とロバ"。貧乏なので大事なロバを市場に売りに行くんだけど、途中あれこれ言う人に惑わされて、結局ロバに逃げられてしまうという話。
竹馬にかごをつけてロバの鼻や耳を作る。
2人の俳優が親父と息子になるんだけど、2人にとやかく言う村人達にもならなきゃいけないからその早変わりがすごい。
・・・外野が言う通りに2人でロバに乗っていた時・・・
親父「ほら、また何か言っている人がいる。お前は隠れろ」と衣装の布で(写真がちょうどそれです)息子を隠しその帽子だけを持っている。
息子役はさっと布から抜け出し村人になり・・・これも衣装の布をちょいと持ち上げスカートにして娘に変身!
娘「あらロバがかわいそう。2人で担いであげればいいのに」
親父「そうか、担げばいいのか」
息子「そうしよう」という時には再び布に隠れながら帽子をかぶり息子に戻っている。
という感じ。わかりづらいけど^^;

合間に小道具を使って色々な遊びをしてくれた。
ハンカチの顔キャッチ。ハンカチジャグリング。ロープで電車ごっこ。これで「磐越西線!下り坂~~」なんて、ござに座っている子どもの目の前で目をむき出して今にも飛び込みそうな勢いで迫ってくるのには、涙を流して笑っちゃった!

私、ナマモノに弱い。
いつからかな~?
小さい頃地元のホール(席が階段になってない、舞台があるだけの)で千昌夫とか細川たかしとか見た気がする。
岩崎宏美も見たんじゃないかな?記憶違いかな?
はっきり覚えているのは中学の時落語家が学校に来て、それが面白かったこと。元々漫才とか好きだったし。
だから甲斐バンドや尾崎豊や、そういうコンサート行くのは私にとってはごく当たり前の流れだったけど、周りにはほとんどいなかった。

だから子どもに本物を見せてあげたいというのはもちろんあるけど、実は私が見たい。
夏も、子ども劇場でとってもいい人形劇見たんだけど・・・時間みて思い出して書こう・・・。

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