2011年6月19日日曜日
岩手発・吉野崇『大根コン』
6/18、これに行ってきました。
"吉野崇"さんとは、岩手では良く知られていて、『みんなの歌』の岩手版で『大根コン』という、なんともナチュラルな歌を歌っていたのです。
我が家は岩手なのに岩手のNHKが映らないのでそれでは聴いたことがないんだけど、盛岡駅だったかな~、ずっと流れていたような気がする。
それと、3年前の夏のあるイベントで聴いたことがあります。
動画、キレイに映っていますが。
ウクレレを持っているのが吉野さんで、三線風の楽器を持っている女性が吉野さんのお母様。
ピアノは古川大さんといって、アマチュアの方ですが、私は素敵なピアノだなぁと思って聴いてきました。
笛を持っているのは岡淳さんといって、普段はジャズサックスを吹いていらっしゃるようです。プロです。
この方の呼びかけで吉野さんのアルバムが発売にこぎつけたようです。
子ども達は"ドリームキッズ"といって、ライブにも5人だったか来ていましたが、すごくきれいなソプラノで、純真な声ってこんなだなぁと思わせるような声でした。
この会場は"角蔵ホール"といって一関市千厩町というところの、町外れというよりは山の中の集落にある、蔵を改造して作ったライブハウスです。
この日ぎりぎりで着いたのだけど、周りといい入り口横に仮設のトイレがある感じといい、いろんな意味で期待を膨らませていったので、あらぁ・・・みたいな・・・。
中の椅子とかも手作りの木の椅子に混じって古いパイプ椅子などがポツポツと・・・。
でも、きっと音響はいいんだと思います。とってもよく聴こえた。
遠藤ミチロウが何回か来ているくらいだから、ここのオーナーさんが、すごく音楽を愛している方なんだと思います。そういう、小さいとこだけど手を抜かない音を聴けるライブハウスだなと思いました。
さて、ライブ。
1曲目だったかな?『大根コン』。
これにはお母様の演奏も必要なのに、「え、もう?」とお母様が慌てて用意をしていて、その間息子の吉野さんがMCでつなぐという、ほんわかした感じでスタートしました。
ほのぼのとした感じと、言葉遊び的な感じとあって、そこが馴染みやすく『大根コン』が人気になったところだと思います。
ご本人はコードを5つしか知らなくて(弾けなくて)それで無理やり作っていると言っていたけど、鼻歌から始まったと言う通り、ごく普通の人が感じているところを素直に吉野さんの言葉で表現していて、そこが持ち味なんでしょう。
でも、私としてはピアノやサックスの伴奏にのせた、ほのぼの系じゃない声のほうが、どっちかというと好き。
まさに"等身大"という感じで。
あと、打ち合わせもなく・・・と始まったセッションの生まれ方というか、それも面白かったです。
吉野さんがこの日初めて歌う曲で、まだ1番しか作ってませんっていう。
それをまずは自分のウクレレで歌い、それを岡さんと古川さんが「業務連絡・・・ここのコードはG7だった?」みたいな感じでその場で伴奏を作っていく。
それでまた歌って、という。
あぁ、こういうの見てみたかったのよね~。
すごく素敵でした。
吉野さんの魅力にひきつけられていくような、この日のライブ。
ご本人の声はあまり調子よくなかったようですが、2度とないライブ。良かった♪
また、どこかで。
吉野さんの公式HP
http://yoshinotakashi.mockhillrecords.com/
角蔵ホールの公式HP
http://www.kakuzohall.com/
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