2010年9月9日木曜日

おばちゃんの夢

今畑のバイト先で一緒のおばちゃんは料理がとても上手らしい。
昔勤めていたデイサービスの給食室で酢の物を作った時、いつもは食べないお年寄りがおいしかったと食べて、それを聞いた調理師さんのリーダーが腹を立てて色々嫌がらせを受けたらしい。
スーパーの惣菜部門で働いていた時も正月用品として茶碗蒸しのたれをボトルにいれて売ったら当たって、勤めを辞めた今でも季節になると呼ばれてそれを作るんだって。

その人が言うには、昔はスーパーの惣菜も手作りだったけど、今は冷凍食品に業務用に売られているたれでの味付けだからどこの惣菜も一緒でおいしくない。味付けを失敗したとしても手作りの方がやっぱりおいしい。"これ!"という商品を作ればこういう町でも惣菜屋さんはやっていけるかもしれない。

小さな惣菜屋さんを開くのが夢みたい。場所も設備もメンバーも目星はつけてるみたいだけど、その気になればみんなで出資も可能なんだけど、踏ん切りがつかないんだって。
それはそうだよね。60代半ばだし、娘さん達は近所だけどみんな家を出ているから主婦業との両立も大変。用意されたところに呼ばれるのと経営者の一人というのとでは、ずいぶん違う。
私はのん気だから「いいじゃないですか!テレビで80くらいのおばあちゃんがそういうのやってるの見ましたよ~」って言っちゃうけど、本当にやってみればいいのにな。
味噌おでんや味噌おにぎりが得意なんだって。仕出し弁当の経験もずいぶんあるみたいだし。材料は揃ってるんだけどね。
おばちゃん、応援するよ~!!

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